
硬質クロムめっきは析出状態でHv800~1000が得られ、めっきの中で最も硬く耐摩耗性に優れています。
クロムめっきの中で厚く(1~200μm)めっきされたものを工業用クロムめっき、硬質クロムめっきと呼びます。
装飾用途の薄い(0.1~0.5μm)めっきは光沢ニッケルめっき上に施され、ニッケルクロムめっきや装飾用クロムめっきと呼ばれています。
電流効率が悪いため、バレル装置でのめっきができません。すべてラック式での対応となります。
クロムめっきに使用するクロム酸はREACH規制の中で高懸念物質(SVHC)に該当しているので使用する際には使用規制について確認することが重要です。

HCr Tin plating
硬質クロムめっきの特徴
硬質クロムめっきは析出状態でHv800~1000が得られ、めっきの中で最も硬く耐摩耗性に優れています。
クロムめっきの中で厚く(1~200μm)めっきされたものを工業用クロムめっき、硬質クロムめっきと呼びます。
装飾用途の薄い(0.1~0.5μm)めっきは光沢ニッケルめっき上に施され、ニッケルクロムめっきや装飾用クロムめっきと呼ばれています。
電流効率が悪いため、バレル装置でのめっきができません。すべてラック式での対応となります。
クロムめっきに使用するクロム酸はREACH規制の中で高懸念物質(SVHC)に該当しているので使用する際には使用規制について確認することが重要です。
標準膜厚 | 膜厚5~30μm 被膜硬度 Hv800~1000 |
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機能特性 | 耐摩耗性/硬度/潤滑性 |
採用部品 | エンジン部品/自動車部品/印刷機 |
設備概要 | 手動ラック式 |