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Sn

Technologyめっき処理

Sn

スズめっき

Sn

スズは比較的柔らかい金属であるため、機械の摺動部分にめっきをしてなじみをよくする役目をはたします。また、電気部品ではハンダの加工性向上や窒化防止などに用いられます。
鉛を含有しない被膜なのでハンダめっきの代替としても採用いただいています。
とても変色しやすいので保管には注意が必要です。神谷理研では以下の2種類のめっきが可能ですが、特別な指定がない限り光沢めっきをお勧めしています。

光沢スズめっき
Sn b Tin plating

光沢スズめっきの特徴

光沢剤の添加された比較的硬い被膜。コネクター・バスバー・端子などに使用されています。環境対応のためハンダめっきからの切り替えにも使われています。

標準膜厚 膜厚3~10μm
Hv30~50
機能特性 電導性/低接触抵抗/ハンダ付性/環境規制対応
採用部品 端子/電子部品/電装品/自動車部品
代替目的 鉛フリー対応(ハンダめっき切替)
組合せ 銅の拡散防止
ウイスカー対策としてNi下地めっき
設備概要 複合手動めっき(小型バレル、ラック)
Sn m Tin plating

無光沢スズめっきの特徴

光沢剤が添加されていないのでハンダ付け性能がよい被膜です。柔らかいので摺動部品にも使われていますが、反面キズが付きやすいため運送時に注意が必要です。

標準膜厚 膜厚3~10μm
Hv8~10
機能特性 電導性/低接触抵抗/ハンダ付性/環境規制対応
採用部品 端子/電子部品/電装品/自動車部品
代替目的 鉛フリー対応(ハンダめっき切替)
組合せ 銅の拡散防止
ウイスカー対策としてNi下地めっき
設備概要 試作ライン(小型バレル、ラック)